2013年07月14日

伊豆の歴史と文学 ★ 歴史愛好会行事に参加

 昨日13日に韮山時代劇場映像ホールで地元の歴史愛好会主催のイベントについての案内が伊豆日日新聞に掲載されていましたので,行ってみました。内容が伊豆歴史文学「東浦往還」についの講演で講師に漆畑 稔さんということで,何かと日頃接点のある方でもあり,また漆畑さんの書かれた文学作品を読ませていただいたこともあり,会場へ足を向けました。

伊豆の歴史と文学 ★ 歴史愛好会行事に参加

 「東浦往還」の文学作品は漆畑さんが伊豆文学賞にも入選された受賞作品であり,この時代小説が完成するまでの経緯,ストーリー,その背景などについて解説していただきました。伊豆地域に残された歴史文献を基に実在の物語として作られたので伊豆に住む私たちにとって身近で関心の深い魅力的な内容でした。

 ストーリーを要約すると,江戸時代に駿河湾で獲れた生きた鯛(活鯛)を口野から山越えし網代まで馬で運んで,網代から江戸献上したという中で,口野⇒網代間の道筋(約26キロ)の当時では考えられなかった輸送(如何にして生きたまま運ぶ)の苦労話でした。

 ご参考までに,講演の一部についてですが,一寸ご紹介します。





 また,今回の講演に先立ち,アトラクションとして「マンドリンの世界へお誘い」の演奏が行われ,マンドリンとギターによる素晴らしい合奏を聴かせていただきました。演奏団体は「三島マンドリーノ・ドルチェ」の皆様で,4曲の演奏がありましたが,その中の1曲をご紹介します。




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Posted by イズント at 23:35│Comments(6)イベント観賞
この記事へのコメント
伊豆日日新聞に掲載されていましたが、行かれましたか!!
講師に漆畑 稔さんは、町の職員の時代から熱心に研究されていて、
伊豆の国市にとっても、貴重な方ですね。
伊豆の国フォットクラブの会員で、展示会などでも、
何時も設営を担当して頂いています。
Posted by 城山の番人城山の番人 at 2013年07月15日 18:00
★城山の番人さん

漆畑さんは大仁町時代の時から社会教育,文化協会の事務局をされて
お世話になっていますが,文化財の調査に詳しく考古学研究会にも貢献され
文学や,最近では写真家として幅広く活躍されて,何かとお会いすることが
ありますが,お話していてもユーモアのある方で,講演されると聞いて
お話を聴きました。
Posted by いわみついわみつ at 2013年07月16日 18:26
この地に骨を埋めるものにあっては
歴史や土地柄などもある程度知っておくべきでしたが
講演会には行きませんでした
講師の漆畑 稔さんは うちの近くの金山町で
弟の守るさんは家内の同級生なので
話を聞くとよく知っていましいた。
Posted by 007007 at 2013年07月16日 20:59
★007さん

そうですね。漆畑さんは007さんの近くの町内の出と聞いていました。
伊豆の歴史についてよく知っているので,伊豆育ちでない私は
昔のことを聞くのは興味深々でした。分からないことはこの人に
聞こうと常々思っています。
Posted by いわみついわみつ at 2013年07月16日 23:38
このメールが見当違いの時はご容赦ください。
この度、日本文学館より小説「渋太夫自害」を67歳で初めて書きました。
全国の書店で購入できますが、無名の新人ですので取り寄せになると思います。
内容は奥羽鎮撫総督「九条道孝」が海路より仙台に入ってから会津降伏までの約半年間、
北は「きみまち坂の戦い」から、南は「旗巻峠の戦い」、「世良修蔵事件・秋田川反事件」、
これらのかかわりなどを、パノラマ的にとらえたつもりです。
それと幕末の桜田家と「養賢堂・北辰一刀流・清河八郎・坂本龍馬」のかかわりや、
山南敬助と桜田家の関係も書いております。(販売は10月からです)
Posted by 啓天 at 2013年09月25日 21:17
土方歳三は松の陰に懐かしい顔を見た。
微笑んで近づくとき殺気を感じて、はっと我に返った。
「そんな筈はない」歳三は抜き打ちの姿勢で身構えた。
無料電子書籍「幕末・桜田三兄弟」のご紹介です。
よろしければご笑読ください。
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Posted by 啓天 at 2014年07月01日 20:28
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